最近の悩みは、ゆずに埋もれている夢を見ることです。
プロジェクト開始から2か月目、ゆずが出てきた時の反応速度は負けません。成田です。
私たちは、静岡県川根本町でゆず農家の浜谷さんを応援するプロジェクトを行っています。
人口減少に悩まされている町を、若者が来たくなるような町にし、活気を取り戻す!
そんな意気込みでプロジェクトを進めています。
実は今がちょうどゆずの収穫時期。私たちも収穫作業をお手伝いします。
奥のゆずも手を入れこんで取ります。
・・・とげが刺さりました。
収穫したゆずがこちら。
今年は豊作のようです。
「さあ、いっぱいゆずが取れた。で、どうすんだっけ?」
「・・・」
刺さった棘がうずいてきました。
さて、ゆずを使った商品企画、販路開拓、広報施策。
直近打ち出す予定のクラウドファンディングに向けて、日々議論を重ねています。
そして、そんな施策の中の一つが、
「ゆずを雪に埋める作戦!!」
です。
厳密には、「雪室」というところにゆずを入れることになります。
これが雪室↓
この雪室、意外とすごい効果が出てるんです。
一般的に使われる冷蔵保存の場合は、
・温度を一定に保つことが難しい。
・庫内が乾燥している。
ので、うまく鮮度を保つことができません。
しかし一方で、雪室は
・温度が0度近くで一定
・湿度も高く維持されている
ので、鮮度を保つことができます。
さらにすごいのが、食材が凍るか凍らないかの状態で置かれるので、
食材の中のでんぷんが糖に変わり、甘くなったり、まろやかになったりするのです。
お酒やりんご、コメなどでも効果がみられ、ブランド品として出されています。
ゆずは雪室に入ったことがないので、どんな変化がでるのか実験を進めることになりました。
私「雪室にゆず入れたいです。」
社長「じゃあ50kgくらいつっこみますか。」
そんなノリで進める雪室。
結果が楽しみです。
事業を進めるのに大切なことは??
最近、事業を進めるにあたって、大切なのは、
自分で情報を取りに行くこと!
だと思っています。
特に、スピード感をもって事業を進めるためには、机上の空論で物事を語っては
話を前に進めることができません。
最近、ネットでゆず1本で400個くらいとれるとネットで見たので、それで計算していたのですが、
実際に農家さんに聞くと、多くても200個くらいしか取れないということで、大きく計算が狂ってしまいました。
ネットで見る情報よりも電話でのヒアリング。
電話よりも実際に足を動かして人に会いに行く。
関係者や担当者に直接話を聞くことで、
「これって実はむずかしいよね」
「こうすればうまくいくんじゃないか?」
ということを最速で判断することができます。
ゆず一つとっても、加工業者からゆずの果汁を作る人、パウダーを作る人、苗を売る人など
多くの人がかかわっています。
そんな人たちがどう関わるのかを、与えられた情報だけで予測するのはほぼ不可能です。
「生の情報から注力すべきことを選び、選んだところに全力投球する!」
これを大事に、PJを進めて行こうと思います。